たまには役に立つ事を書こうと思った(過去形)

お前告知以外何も書かへんやないかと思われているのは間違いないので、たまには役に立つ事を書こうと思います。
思っております。
今回挑戦だけはしてたけどちゃん作ってこなかった組み方のアーマーリングを作ってみたので、そもそもうちのアーマーリングがどういう手順を踏んで生まれてくるのかをまとめてみたいと思います。

あんまりマニアックな部分は省いてざっくりと。
まずは自分の指と工作用紙を使って、動く模型みたいなものを作ります。
棒を貫通させて動かない、明らかに干渉するなどの不具合があればどこかがおかしいという事なので、この時点で気になる箇所は直します。
ここで一旦PCにてきっちりと形とサイズを合わせて型紙を作ります。
んで当初は短時間で作れるモデルを作りたいなーとぼんやり思っていたので1.5mm厚(うちのリング部分の厚み)で小板とリングが一体になったのを作ってみたら見事に失敗しました。
噛み合わせる事すら出来ないのは論外なのでこの案は没とします、お読み頂き誠にありがとうございました。
まあ普通に悔しいのでいつもの素材と手法(小板1mm、リング1.5mm厚のロウ付け)でリベンジです。
突き詰めれば1.5mmの一体型も作れると思いますが今回は見送ります。
こっちはさすがに慣れてるのでモックアップまでちゃちゃっと作ります。
2個作ってあるのは噛み合わせの改善を試みた為ですね。
動かしていると干渉する部分が気になってきて、型紙を調整して作り直したのでモックアップが2個存在しています。
最初からうまいこといけばモックアップは1個で済みますが、組み方が変わるとなかなかそううまくはいかないという事ですね。
勉強料みたいなものです。
ここから更に型紙を調整、自分の作品らしい形にリフォームして図案を作り、本番に移ります。
そんな感じで出来上がりです。
従来型は作り慣れているのでその派生も一発で何とかなるんですが、新しい型は本番ですら小板同士の噛み合わせ、特に接続部とリングが近い先端パーツを絡めて全体を調整するのに難儀しました。
何となくどうすればいいのかは理解した気もするので、デザフェスもあるし数をこなしてスピードアップ出来ればいいなというところです。
マニアックな部分を省いたら苦労話と愚痴ばかりになってしまいましたが、そういう苦労する部分や改善点を解消するにはどうしたらいいか、などを考えるのが楽しかったりするのは間違いないので、何せ楽しみながら制作に励もうと思います。

Vanity Sorcery

真鍮とレザーを主に使用し、独自のファンタジー・アイテムを作っています。

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